本事業は「バイオマス産業を軸としたまち、むらづくりを目指す地域への支援」に関する事業です。対象は「市町村・民間」です。
バイオマスの取組みを推進したい行政や民間事業者は、「バイオマス産業都市」の認定を受けると、取組みが推進しやすくなります。
「バイオマス産業都市」の認定は、行政主導で動くことになります。
◆令和3年度 バイオマス産業都市推進事業(農水省)
・内容:バイオマス産業を軸としたまち、むらづくりを目指す地域への支援
・対象:市町村・民間
・お勧め度:△市町村・民間 〇コンサル
【内容】
バイオマス産業都市とは、地域に存在するバイオマスを原料に、収集・運搬、製造、利用までの経済性が確保された一貫システムを構築し、地域のバイオマスを活用した産業創出と地域循環型のエネルギーの強化により地域の特色を活かしたバイオマス産業を軸とした環境にやさしく災害に強いまち、むらづくりを目指す地域です。
本事業は、地域のバイオマスを活用した産業化等を推進し、バイオマス産業を軸とした環境にやさしく災害に強いまちづくり・むらづくりを目指すバイオマス産業都市の構築を目指し、バイオマス関係7府省によりバイオマス産業都市として選定された地域のバイオマス産業都市構想に位置付けられた事業化プロジェクトの推進に必要な以下の内容を支援するものとします。
(1)調査支援
事業化プロジェクトの推進に必要なバイオマス利活用施設の導入促進のため、バイオマス利活用施設の導入可能性の有無についての調査に対する支援。
(2)基本設計支援
事業化プロジェクトの推進に必要なバイオマス利活用施設の導入に当たり必要となる基本的な設計に対する支援。
(3)実施設計支援
事業化プロジェクトの推進に必要なバイオマス利活用施設の整備に当たり必要となる実施設計に対する支援。
(4)協議・手続支援
事業化プロジェクトの推進に必要なバイオマス利活用施設の導入に当たり必要となる関係者との協議や各種手続に対する支援。
【対象経費】
人件費、報償費(謝礼金)、旅費、消耗品費、役務費、委託料、使用料及び賃借料
【対象者】
(1)市町村(単独又は複数)
(2)市町村(単独又は複数)と当該市町村が属する都道府県の共同体
(3)(1)又は(2)と民間団体等(単独又は複数)との共同体
【補助】
1/2
(関係7府省が連携して、バイオマス産業都市に選定された地域の構想の実現に向けて、バイオマス産業都市関係府省連絡会議を活用しながら、構想の内容に応じて、関係7府省の施策の活用、各種制度・規制面での相談・助言などを含めた支援を行います)
【予算】
18.94億円の内数
【公募期間】
未定
※令和2年度のバイオマス産業都市の募集は7/27~9/18です。
【HP】
https://www.maff.go.jp/j/shokusan/biomass/b_sangyo_toshi/b_sangyo_toshi.html(バイオマス産業都市の専用HP)
https://www.maff.go.jp/j/shokusan/biomass/b_sangyo_toshi/attach/pdf/b_sangyo_toshi-102.pdf(バイオマス産業都市について)
https://www.maff.go.jp/j/press/shokusan/bio_s/200727.html(R2の「バイオマス産業都市」募集)
【まとめ】
※先ずは市町村を中心に「バイオマス産業都市」の認定を受ける所から出発します。「バイオマス産業都市」の認定を受けるまでは、補助はありません。
※「バイオマス産業都市」の認定を受けると、上記の設計補助だけでなく、その他の補助金も取りやすくなります。