◎令和2年度 国内における温室効果ガス排出削減・吸収量認証制度の実施委託費(国内における環境価値取引市場の動向調査)報告書(経産省)

【内容】
我が国には複数の環境価値取引制度(Jクレジット、グリーン電力証書、非化石証書)が存在し、依然として制度そのものが複雑であり、また、来たるべき地球温暖化対策の推進に関する法律の見直しに向け、現行の我が国における温室効果ガス排出量算定制度である改正された地球温暖化対策の推進に関する法律に基づく算定・報告・公表制度(以下、算定・報告・公表制度)と、GHG プロトコルとの関係も整理する必要がある。
そこで、国内における環境価値取引制度全般の特徴や差異等を整理し、個社の具体的な再エネ調達の事例の紹介すること等に加え、SHK 制度と GHG プロトコルにおける、両制度の成立の経緯、趣旨及び目的、取り巻く環境等の比較・検討等を通じて、日本企業にとってより一層の環境価値取引制度の理解の促進に資する調査を実施する。さらに、昨年度改定したガイダンスの情報発信を行う。
https://www.meti.go.jp/meti_lib/report/2020FY/000273.pdf