・関係:⑤農林水産業系 ⑥環境・エネ・設備系
【内容】
バイオ炭とは、「燃焼しない水準に管理された酸素濃度の下、350℃超の温度でバイオマスを加熱して作られる固形物」と定義された炭のことであり、土壌への炭素貯留効果が認められています。バイオ炭の原料になるバイオマスとしては木材、家畜ふん尿、草本、もみ殻、木の実、下水汚泥由来のものなどがあります。
バイオ炭の農地施用は、堆肥や緑肥等有機物の農地施用などとともに、農地土壌吸収対策として位置付けられています。
バイオ炭の農地施用は、生産者が自らの営農の中で取り組むことができる地球温暖化対策であり、取組により農産物の付加価値を高めたり、クレジット化して販売収益を得るだけでなく、農地の土壌改良効果など営農上のメリットも見込めます。
https://www.maff.go.jp/j/seisan/kankyo/attach/pdf/ biochar -1.pdf