本日の狙い目情報は、観光庁の「令和7年度予算案」です。
この中から面白い事業を抜き出してみました。
この予算案を通じて、令和7年4月から出てくる事業内容を把握することができます。
【HP】
https://www.mlit.go.jp/kankocho/content/001854639.pdf(予算)
◆地域における受入環境整備促進事業 620百万円 P4
・お勧め度:②まち系(観光・文化)△ ⑥環境・エネ・設備系△ ⑧メディア・広告・IT系△ ⑨その他(行政等)△
・地域資源の保全・活用のための遊歩道やバイオトイレの整備のほか、オーバーツーリズムの未然防止・抑制に向けた混雑状況の可視化に係るシステム整備やマナー啓発のためのコンテンツ制作等を支援
◆観光地・観光産業における人材不足対策事業 130百万円 P5
・お勧め度:②まち系(観光・文化)△ ⑦海外系△
・人手不足の解消に向け、外国人材の活用や経営の高度化等の人手不足対策を実施。
◆持続可能な観光推進モデル事業 50百万円 P6
・お勧め度:②まち系(観光・文化)△ ⑨その他(行政等)△
・日本版持続可能な観光ガイドライン(ガイドライン)に基づく地域における持続可能な観光計画等の策定・改定を支援する。
◆ICT等を活用した観光地のインバウンド受入環境整備の高度化 1,866百万円 P7
・お勧め度:②まち系(観光・文化)〇 ③建設・建築系△ ④医療・福祉系△ ⑥環境・エネ・設備系△ ⑦海外系△ ⑧メディア・広告・IT系△ ⑨その他(行政等)〇
①インバウンド受入環境高度化事業
②二次交通の高度化(新規)
③インバウンド安全・安心対策推進事業
④観光地域振興無電柱化推進事業
⑤先進的なサイクリング環境整備事業
⑥歴史的観光資源高質化支援事業
⑦免税対応(新規)
◆全国の観光地・観光産業における観光DX推進事業 1,230百万円 P8
・お勧め度:②まち系(観光・文化)〇 ⑧メディア・広告・IT系△ ⑨その他(行政等)〇
①観光地のコンテンツの販路拡大・マーケティング強化やレベニューマネジメント推進等による観光産業の収益・生産性向上に向けた地域一体でのデジタルツール導入を支援。など
◆世界に誇る観光地を形成するためのDMO体制整備事業 400百万円 P9
・お勧め度:②まち系(観光・文化)〇 ⑦海外系△ ⑨その他(行政等)〇
①専門的知見や外国人目線を有する外部専門人材の登用に係る費用を支援
②中核人材の確保及び育成に資する取組に係る費用を支援
③安定的な財源の確保に資する取組に係る費用を支援
◆地方部での滞在促進のための地域周遊観光促進事業 445百万円 P15
・お勧め度:②まち系(観光・文化)〇 ⑧メディア・広告・IT系△ ⑨その他(行政等)〇
・旅行者の地域周遊・長期滞在の促進を目的とした次の取組を支援。
①調査・戦略策定 地方部へ誘客
②滞在コンテンツの充実
③受入環境整備
④旅行商品流通環境整備
⑤情報発信・プロモーション
◆MICE誘致の促進 859百万円 P17
・お勧め度:②まち系(観光・文化)△ ⑦海外系△ ⑨その他(行政等)△
・MICEの開催は、主催者による開催消費や参加者による連泊・長期滞在など、開催地を中心に大きな経済効果をもたらすもの。地方における開催数が多い我が国の特徴・強みを活かし、各開催候補地の魅力向上・発信等に取り組むことにより、地方都市を含め全国でのMICE誘致・開催を促進していく。
◆国際競争力の高いスノーリゾート形成促進事業 1,338百万円 P21
・お勧め度:②まち系(観光・文化)△ ⑥環境・エネ・設備系△ ⑦海外系△ ⑧メディア・広告・IT系△ ⑨その他(行政等)△
・インバウンド需要を取り込む意欲・ポテンシャルの高い地域における国際競争力の高いスノーリゾート形成のための取組を促進する。
◆新たなインバウンド層の誘致のためのコンテンツ強化等 2,520百万円 P23
・お勧め度:②まち系(観光・文化)〇 ⑦海外系△ ⑨その他(行政等)〇
・歴史的資源を活用した観光まちづくりの推進
・ローカルガイド人材の持続的な確保・育成
◆「食」の力を最大活用したガストロノミーツーリズム推進事業 200百万円 P25
・お勧め度:①産業系(製造・小売)△ ②まち系(観光・文化)△ ⑦海外系△ ⑨その他(行政等)△
・地域ならではの高品質なサービス・体験を提供するための施設整備やコンテンツ造成、販売経路の形成等を補助する。など
◆質の高い消費と投資を呼び込むためのデジタルノマド誘客促進事業 100百万円 P26
・お勧め度:②まち系(観光・文化)△ ⑦海外系△ ⑨その他(行政等)△
・デジタルノマドの誘客に先進的に取り組むモデル地域を5地域選定
◆観光コンテンツ事業者の収益性改善モデル構築事業 100百万円 P27
・お勧め度:②まち系(観光・文化)△ ⑦海外系△ ⑨その他(行政等)△
・ネイチャーアクティビティ等の観光コンテンツの造成に既に取り組んでいる地域を中心に、専門家による伴走支援のもと、国際競争力のあるコンテンツとしての質を担保しつつ、継続的に販売を行うことができる収益性改善モデルの構築を実証。
◆公共交通利用環境の革新等 670百万円 P30
・お勧め度:②まち系(観光・文化)△ ③建設・建築系△ ⑧メディア・広告・IT系△ ⑨その他(公共交通等)〇
・空港・港湾から地方部の観光地等に至るまでの既存の公共交通機関等について、訪日外国人旅行者のニーズが特に高い多言語対応、無料Wi-Fiサービス、トイレの洋式化、キャッシュレス決済対応等の取組を一気呵成に推進する。
◆新たな交流市場・観光資源の創出事業 376百万円 P34
・お勧め度:全業種△
・地域への経済波及効果の高さと事業の持続可能性を両立した新たな事業モデル等、これまでの第2のふるさとづくりプロジェクトでまだ組成できていない先駆的な事業モデルの創出を実施。
・地域課題の解決など、企業の関心が高いテーマに関して地域との交流を通じて学ぶ体験型プログラムを造成し、滞在を通して知見を企業が地域に還元していく「企業の関係人口化」に向けたモデル事例創出を実施。