・関係:全業種
【内容】
この計画の大きなテーマは2つあります。ひとつは、2020年10月に表明された「2050年カーボンニュートラル」や、2021年4月に表明された「2030年度に温室効果ガス排出を46%削減(2013年度比)することを目指し、さらに50%高みに向け挑戦を続ける」という野心的な削減目標の実現に向けた、エネルギー政策の道筋を示したものとなっています。
もうひとつは、日本のエネルギー需給構造が抱える課題の克服です。安全性の確保を大前提に、気候変動対策を進める中でも、安定供給の確保やエネルギーコストの低減を目指すというエネルギー政策の基本方針「S+3E(安全性+エネルギーの安定供給、経済効率性の向上、環境への適合)」に向けた取り組みを進めることが示されています。
この2つのテーマを軸に、(1)東京電力福島第一原子力発電所の事故後10年の歩み、(2)2050年カーボンニュートラル実現に向けた課題と対応、(3)2050年を見据えた2030年に向けた政策対応 の各パートから構成されています。
https://www.kansai.meti.go.jp/E_Kansai/page/20220301/01.html